習作

病院の業務を終えてから

趣味の写真を撮るために

真夜中の高速を飛ばしました。

プライベートタイムが

ほとんど無い私にとって

こんな数時間の旅だって

十分に心の洗濯になるんです。

しゅう-さく〔シフ-〕【習作】
[名](スル)文芸 、音楽、絵画、彫刻などで、
練習のために作品をつくること。 
また、その作品。
エチュード。
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ふざけているのか本気なのか
解らないとよく言われます。
今回の作品は実は冗談半分です。

ゲッコーの秘密

こんにちは、野村潤一郎です。

今回もいつものように

“本業とは無関係の話題”で

コーヒーブレイクを楽しみましょう。

でも、少しアカデミックな内容にしようかな。

一応、科学者ですから。

さて、早速ですがこの人をご覧ください。

ミカドツギオヤモリの

ゲッコーちゃん(女)です。

幼体の頃に私のところに来て

かれこれ二十五年目になります。

ニューカレドニアの食物連鎖の頂点にして

世界最大のヤモリとされている種なんですよ。

世間一般ではヤモリとイモリを混同する方が

非常に多いようですが

もちろん別物です。

イモリは両生類です。

水中の卵から

オタマジャクシになり、

変態して大人になります。

そして一生を通じて池や沼に住みます。

ヤモリは爬虫類です。

陸上に産み付けられた卵から孵り

幼体がそのまま成長し、

生涯陸上で生活します。

これはサルファオオトカゲの

トラ(女)です。

幼体の時から飼い始めて

十七年生き、天に召しました。

寿命ですね。

悲しかったのですぐに

次の子を迎えました。

二代目トラ(女)です。

三歳になりました。

ちょっと話が横道にそれましたが

このオオトカゲもヤモリと同じく

爬虫類です。

で、今回皆さんに見比べていただきたいのは

両者の“眼”ですね。

瞳孔の形や色など同じ爬虫類でも

ずいぶん異なっています。

その理由についてはまたの機会に

説明したいと思いますが

やはり最初に気づく決定的な違いは

“まぶたの有無”でしょうね。

ヤモリの一族は

まぶたがありません。

だからこんな風に

目を掃除します。

大きくて長い舌で…

ベロ~~~リンチョ。

うっひっひっひ~。

ニャニュ~。

すごいねー。

あ、おひさしぶり、

ほく、野村トラジロー

だからなんでオミャーが

出てくるんニャ。

オレは野村トラキチだニャ。

みんな出たがり屋だな~。

ちゃんと

とうちゃんの話を聞きなよ、

ためになるんだからさ。

野村オスカーだよ。

デカいカオして目立ってるけど

オレはオミャーが小さい時の写真

見たことあるニャ。

こんなだったニャ。

おとーちゃーん。

ニャッハッハッハ~!

みなさんこんにちは。

野村バンダです。

えーと、そういう君なんか

こうでしたよー。

み~、み~、み~。

うひっ。

おれはカイマンリザードの

かおでか君だ~!

カオのデカさなら負けないぞー!

ちなみにおれはデンデンムシしか食べない。

カオがデカいのはそのためなのだ。

だから、かおでかくんなのだ~。

いつも診察室を見守っている

みなさんおなじみのシローです。

結局のところお父様は

手術の連続で疲れているから

今、とっても眠いみたいですね。

ヤモリ一族の目の構造の不思議や

その瞳孔の形状を光学理論で説いたり

壁に張り付く足の構造が物理法則の

ファンデルワールス力

つまり無極性分子に働く力であり

分子の瞬間的な分極によって生じる

静電気的な引力によるもの

であることなど

カッコよく解説する

予定だったんだと思います。

しかし今のお父様は

仕事を終えて

ただの疲れたオッサンですから

もうこのへんで

勘弁してやってください。

え~、疲れたオッサンです。

コレがヤモリの

お手々でござい~。

壁にくっつく仕組みは

吸盤なんかではないんです。

非常に高度な物理法則によって

引力を発生させているんですよ。

びっくりしましたか。

びっくりしましたね。

ヒトザルは

様々な問題をかかえ

新しい考えを求め

時には謎に突き当り

いつの時代も彷徨い続ける。

が、そんなのはムダムダ。

その回答は全て自然界の中にある

私はそう思っています。

ではまた。

すいません~。

ブログの更新、

なかなかできなかったんですが

みなさんを忘れていたわけではありません。

年末年始はスタッフのみんなを

「お里帰り」させなくてはならないので

人手不足でてんやわんやでした。

しかも難病の重手術を

ご希望の患者さんたちが

毎日毎日ガンガン来ました

(今も続いていますが)

再生医療の希望者も殺到中です。

半身不随の動物が走れるようになります。

移植する再生細胞は私が私の研究所で

培養しますので本当に時間を食われます。

HPも現代調にリニューアルしましたが

実はまだまだ未完成なんです。

コンテンツを順次追加して

皆さんの役に立つような形に

仕上げたいと思っています。

あ、、、ここでは

「仕事の話はしない」

ことになっていました。

では近況報告。

これは1960~1980年代に

かけてつくられたスパイカメラの

オプション部品色々です。

年末にマニアのお店、

カメラ&ウオッチバーの

オカダヤさんから

もらっちゃいました、

探していたものも含まれていたので

嬉しかったですね。

感謝以外に思いつく言葉がありません。

スパイカメラとは何ぞ。

という方が多いでしょうから

紹介しましょう。

1960年型のミノックスⅢa

という超小型カメラです。

少し前に手に入れて

大切にしていたものです。

ブラックボディは本当に珍しく

当時の愛称は

プライベートアイ(探偵)

だったそうです。

この写真機に使う

8×11ミリのフイルムは

もはや売っていませんから

市販のものを

純正の専用器具で切り出します。

これは浅草のハヤタさんから

安く譲ってもらいました。

ありがたいことです。

1971年製の

ミノックス専用プロジェクターです。

小さなポジフィルムを大きなスクリーンに

投影するのが実に面白いですね。

物理的に不利なフォーマットで

最高を目指すのは

ピストルでミサイルに

対抗するのに似ています。

男の美学のひとつです。

今時、改造フイルムの現像を

受け付けてくれるような

趣味人御用達のラボなんか

ありませんから

自家現像します。

しかし仕事が忙しくて

時間が無いため

ドイツ製のポジ現像キットは

まだ未開封です。

仕方がないから

別の映写機で

昔撮った35mmポジを

見てみました。

これを代償行動と言います。

ん、、、これは素晴らしい。

デジタルの電脳ストレスに疲労した脳に

アナログの何と心地良いことか。

ライカ版のポジを撮るなら

1990年代の写真機がベストです。

この頃のアナログ機械文明は最高潮に

達していましたからね。

というわけで

昔のライカR7を引っ張り出しました。

ん~、なんか脱線してきましたね。

と、言いましても

仕事がキツキツに詰まっていますから

撮影旅行に出かけるわけにもいかず

病院の館内で

カメラマンごっこして終わりですよ。

つらいですね、

でも悲しくないです。

男は仕事が第一なんです。

みなさんこんにちは。

四代目ドーベルマンの

野村オスカーだよ。

とうちゃんがゴッコして気がすんだら

あちょんでもらおうと思って

待ってるところだよ。

じゃまたね!