野村潤一郎 オフィシャルブログ

澄んだ瞳。



猛犬ドーベルマン・ピンシェルは
フリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏によって
対人防衛戦闘犬として
短期間に作出された合成犬です。

彼等はその特殊な成立史からも
赤の他人に対しては非常に冷淡であり、
それどころかとても危険な側面を持っていますから
正直言ってかなり取り扱い(取り回し)に
気を使います。

でも、自分を育てた飼い主に対しては
こんなにキラキラした赤ちゃんのような瞳で
応えてくれるんですよ。

彼らにとって人間は二種類しか存在しません。
“たった一人の愛する飼い主”と
“それ以外のどうでもよい人たち”です。

その愛情の炎はものすごすぎて
生半可な気持ちでは大火傷をしてしまいます。

仕事も恋もケンカも全てにおいて“モーレツ好き”で
しつこいくらいに“熱中が持続”するタイプの人には
適度に心地よい満腹感が得られます。

当然のことながらそんな猛犬愛好を
維持するためには愛犬がリーダーとして
奉(たてまつ)るに相応しい人望が要求されます。

すなわち、
くだらない人間のルール等ではなく
“生き物として”のスジの通った正しい考え方、
正々堂々とした人生を実践していること。
などですね(たぶん)

以上の事柄を尊守すれば
多少、私のように破廉恥でもOKの様子です。