素敵な小鉢

小柄で細身ですが
きりりとした立ち姿。

朱色の花弁の先には
すいっとしたフィラメントが伸びています。

これは南米の高地に咲くランの一種で
Masdevallia Inca Princeと申します。
(veitchiana × Angel Frost)

土壌と決別して
厳しい着生の道を選び
空中を住み処にしたランの一族は
非常に進化した植物群です。

見つかっている野生種だけでも25000種も
存在するというのですから驚きですね。

このInca Princeのような交配種も含めると
さらに数字は増えるわけです。

美しく、そしてスゴい
地球・美女軍団ですねえ…。

★そだてかた

植え込み材は湿らせた水苔。
水は切らさないようにした方が無難です。

寒さに弱いので
冬は10℃以上に保温します。

暑さに弱いので
夏はクーラーで25℃以下にします。

乾燥に弱いので
加湿器で高湿度を保ちます。

空気の淀みに弱いので
送風機で風通しを良くします。

直車日光に弱いので
半日陰になる場所に置きます。

Masdevallia Inca Princeは園芸屋さんに行くと
四百円くらいで売ってますが
安いからといって粗末に扱わないように
しましょう。

私はゾウ…。

私はゾウ。

ゾウといっても
オモチャのゾウ…。

だから水玉模様で
お目々はパッチリ。

お腹を押すとキュッキュッと鳴るし
空気の力で鼻と尾っぽが
ビョ~ンと伸びるんです。

どうです?
楽しいでしょ?

私を一目見たよい子は
大喜びするでしょう。

そして一日中
夢中になって遊ぶことでしょう。

それが私のお仕事なんです。

それではみなさん、
またお会いしましょう。

(注)
この三秒後にオスカーが素早く飛び起きて
ゾウの鼻と尾を引きちぎり
胴体をメッタ咬みにして
バラバラに引き裂いてしまいました。
ゾウさん、ありがとう。
そしてごめんね。

ヌメッとしたスゴい奴…。

これはアンビストマに属する
通称“グレーサラマンダー”という両生類です。

頭蓋骨の形態から
俗に言うトウブサラマンダーとは
少し違う種だと思います。

生き餌を好みますが悪食で大食漢なので
人工飼料などをピンセットで摘み
目の前で揺らせば喰らいついてきます。

ガツガツ食べるサラマンダーは
他にそういませんから
本種の給餌はとても楽ではあります。

両生類の飼育は“飼う”というよりも
“適正な環境をつくる”ことが大切で
“そこに棲み着いてもらう”ことに成功すれば
驚くほど長期間その美しい身体を鑑賞できますし
上級者になれば繁殖も可能です。