この満身創痍の写真機は
1965年製のライカフレックス・マークⅠです。
とても珍しいブラックペイントの
ボディーなんですよ。
酷使のため磨り減ってしまい
あちこちに金色の“真鍮”が見えていますが
使い込まれた機械特有の自信と誇りのようなものを
醸し出していると思いませんか?
重量感タップリの冷たい金属と
硬いグッタペルカの肌触りは
時代遅れのクラシックスタイルそのものなのに
むしろ優しさや人情を感じます。
そういえばよく見ると
とても愛嬌のある顔をしていますね。
きっちりと整備していますから信頼性も抜群で
まだまだ現役です。
これからもよろしくね!
ライカフレックス・マークⅠ
使い込まれているようなこのライカには、きっと沢山の歴史があるんでしょうね。
どんな風景を見てきたのかしら、と思います。
ライカの重さはしっくりと手になじみますね。
銀座や有楽町の中古のカメラ屋さんを覗くのは、とても楽しくて好きです。
機械モノはこうでなくちゃ!
ぴかぴかのライカより、ずっとカッコイイですよ!
まるで戦いを潜り抜けてきた銃器のよう・・・
デジカメはくたびれるとかっこ悪いですが、フィルムカメラは逆に輝きを増す!
不思議ですね~。
デジカメも便利でいいですが、年代もののライカ
は歴史があり、愛着がわきますね。
いいものをずっと大事にするのは、素敵です。
かっこいいですね。
ペンタプリズムに付いている
露出計の窓が、これまたオシャレ♪
ゴツゴツしたダイヤル類も
漢心を擽りますね。
って・・・私は、女ですけど・・・。(笑)
最新鋭のデジタルものは塗装がはげたりすると途端にみすぼらしくなるものですが(特に携帯など)、この場合は良い味が出て温もりさえ感じる気がします。
その昔使っていた中古のニコンLはガッシャンというシャッター音がとっても愛しく感じるカメラでした。
前回の遺伝子のお答え、なるほどぉ、そうなんですねぇ。ほんとうにありがとうございました!
カメラ・・。縁遠い存在です。でも、使い込まれた道具は好きですよ。特に時代ものの機械や車は、最新鋭のものにはない風味がありますよね。実家のカクカクラインのゴルフも、公道で走る仲間は見かけませんがまだまだ現役です。丹精込められた道具や仕事は決して裏切らないと思います。私もやりたいことがまだまだ沢山、頑張ります♪
満身創痍と聞き、写真を見ましたが塗装の禿げたボディに何の違和感も覚えませんでした。
カメラに限らず、ビンテージ物は棚で眠るより、メンテされて現役でいることの方がカッコいいです。
今よりも、明日の方がより新の姿に近づいていってるんだと思います。
自分で撮った「ウチの」「ご近所」「通りすがり」の猫写真。
ミニ・アルバムに入れて持ち歩いているので、
様々な職種の皆さんに見ていただいています。。。
で、必ず皆さん仰るのです「一眼レフ買って本格的に撮ったら??」
今は携帯電話で撮っています。
機種は「カメラ機能最優先」で選んでいるので、
ハガキサイズくらいに伸ばしても画質的には充分満足できます。
ただ、短い命の輝きを「より輝いて」収める為には、
それに見合った「本格的なカメラ」じゃないと失礼なのかしら…と思う今日この頃。
あと、動物撮る時に大きなカメラ構えると、驚かれませんか?
先生は「臆病な動物を近くで撮る時はこれ!」みたいな基準で、カメラを選んだりされますか?
御指南お願いいたします。。。
皆様へのお返事です。
>うさこさま
このライカフレックスは
特に重く頑丈に造られています。
裏蓋一枚でもう一つ写真機が作れそうです。
>takさま
カメラも銃器もレリーズを「ショット」と
言いますし、両者の雰囲気は
確かに似ていますね。
>ゆりさま
写真機に限らず大昔の道具はどれも
材質に凝っていて重量感がありますね。
>K@orinaさま
当時はこれでも最先端かつ
大真面目だったのでしょうが、
現代の目で見ると大変に古臭く
シンプルで理解しやすい構造が
親しみやすさにつながっている感じです。
>crie_alegriaさま
やはり使われている材質が
使用感=景色、になる重要事項のようですね。
>おはなさま
昔の工業製品はコンピューターではなく
人間が設計しているので
無骨な外観に似合わない夢と愛情が
宿っている様子です。
>U-君さま
これが黒塗り塗装ではなく
“梨地仕上げのシルバー”だと
傷が許せない心理が働きますが
その理由は永遠の謎です。
>鵜飼まやみさま
一眼レフはミラーの音が耳障りなのと
その威圧的な姿が
動物撮影のネックになります。
ローコスト&小型軽量のコンパクトデジカメで
十分にキレイ撮りできますよ。