写真、残してますか?

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「かつてそこに…あった」

結局のところ写真の意味はそういうこと。

のちにそれを見ることがあるかどうかは別として

自分の曖昧な記憶の補助をカメラに任せることは

有意義な行為と思っています。

しかし現代の写真はデジタル一辺倒。

二進法のデーターをメディアに記録するのが

普通になってきました。

それを紙にプリントアウトしていれば話は別なのですが

撮って、見て、消し…を繰り返している方も多い様子。

物質として完結していない写真は儚いですね。

アナログ銀塩写真機しかなかった時代、

フイルムの残り枚数を気にしながら

一枚一枚を大切に撮影して

思い出を残していた時代を懐かしく思います。

★写真説明

これはSX-70

四十年前のポラロイドカメラです。

DPEを受け付けてくれるお店が絶滅寸前の今

自家現像が面倒だという方には

おすすめのアナログ写真機…のはずでしたが

ポラロイド社はすでに専用フイルムの生産を

打ち切っています。

だから冷蔵庫にストックしてある

フイルムが全て無くなった時、

このSX-70は写真機としての仕事を終えて

銀塩写真の時代が「かつてそこに…あった」

ことを思い出させてくれる

オブジェになってしまうわけですが…。

「写真、残してますか?」への9件のフィードバック

  1. >ROVERさま
    性能、使い勝手ともにユニークすぎて
    胃が痛くなりましたが
    試練もまた心の栄養です。
    誰にでも優しくなれる気がしました。

  2. IMPOSSIBLE社の新しいポラロイドフィルム「PXフィルム」はどうですか?

  3. 映像が浮かび上がってくるまでのワクワクした時間がたのしかったですよね。
    こんなにステキなケースがついて大切にされてきたものが、壊れてもいないのに使えなくなるのは、残念です。
    こうしてカメラをカメラで撮るのもいいものですね。自分のカメラの写真って撮ることすら考えないですから。

  4. 近いいつの日かに、この子はオブジェになってしまうのですね。
    でも、とてもきれいにされてますね。皮のバッグ?がとてもすてき。

  5. デジタルカメラは何枚撮ってもタダだし、いろんなチャレンジが気軽にできますが
    言われてみると、確かに「写真」として完結させている枚数は、少ないです・・・

  6. こだわりの逸品ですね。

    私もフィルムカメラを持っていますが、確かに独特の緊張感と、残り枚数、現像された時のドキドキ感はデジカメでは味わえませんね。

    その瞬間が思い出となるんですね。

  7. 野村先生こんにちは。

    新機種を使ってみたくなると、使わなくなったままのカメラをこのまま持ち続けていくべきか迷うことがあります。

    それなりに思い出もあるけどももう使えないので。
    こんな画像が便利になる時代が来るなんて思いもしませんでした。

    大人になると必然的に、撮る側に徹して、自分は入らなくなるものなのでしょうか(笑)

    かなりの収納の鬼なのですが(苦笑)、捨てられないんです、写真。私は残す派です。

  8. 先生って動物、機械、病院、
    本当にぴしっと手入れされていて
    まめなのがいつもすごいなあって思います。
    アイディア豊富で平賀源内みたいです。
    お医者様はこうじゃなくっちゃ。

  9. 確かにデジカメだと何枚かとってうまくいったのにしようと
    緊張感といいますか…そういうのがないですよね

    野村先生のお写真はいつも緊張感がヒシヒシと伝わってきます

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