ノクチルックスという選択

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ブログの写真はどんなカメラで

撮影しているの?

そんな質問が多いので

所有する数多い機体の中から

一番の愛機をご紹介。

これはドイツ製の写真機です。

構造的には距離計連動式と申しまして

五十年以上昔から存在する

光学式ピント合わせ装置を搭載し、

焦点調節はもちろん手動です。

アナログの極みみたいな機械ですが

変にエレキを使っていないから

信頼性は抜群です。

そして肝心なのが装着するレンズの味。

結局のところ写真の仕上がりは

光景を入力する部分によって

決まるわけですから

ここはどうしても

気張らなければなりません。

今回装着しているレンズは

1976年発売の銘玉です。

古いモノなのでオーバーホールに出し、

念入りに調整してもらいました。

よく見るとノクチルックスと刻印されていますが

「NOCT」とは「夜」を表す言葉です。

人間の目とほぼ同じF1.0という明るさなので

薄暗い環境でも速いシャッターが選択できます。

このホディとレンズのセットは

シンプルな道具であるがゆえに

直観的でスピーディな作業に適しているものの

今はやりのハイテク装置は一切ありませんから

ネコが踏んでも写真が撮れる!

というわけにはいかず

きちんと結果を出すために

苦労と緊張を伴う修練が必須であることは

言うまでもありません。

マッチョイズムやダンディズムを重んじる私は

こんなところでもわざわざ自分を

追い込んでいるわけでして…。

私が常に発揮する全てにおける拘りは

専門職に就くプロ魂の象徴でもあり

精神と肉体の損傷及び超再生を

連続的に強いられる過酷な修行の中で

もはや必須とも言える

心の栄養の如きものです。

「ノクチルックスという選択」への6件のフィードバック

  1. 本当に、あらためて生き方も究極、いっちゃってますね。
    でも、心の栄養みたいなもの、なんですね。
    マッチョイズム、はじめて聞きました。
    枠からうんと飛び出したかたにも思えるし、究極に折り目正しい方とも
    思えるし、不思議です。

  2. 念入りに調整されたカメラはとても大切にされていて、カメラもそれに応えてくれるのでしょう。
    レンズが浮きあがって、この写真もとても美しいです。
    先生の写真はいつも心がこもっていますね。

  3. 病院は大きくて動物たちのための要塞のよう。
    エレベーターの中も手垢ひとつ付いていません。
    機械も設備もいつもピカピカ。
    先生の拘りは私たちの安心の源です。。。

  4. アナログの極み!!いいですねぇ・・・ステキです♪
    データはフィルムになるのでしょうか?

    私も機会があればちゃんとカメラで写真をとり
    ブログに掲載したいものです

  5. 先生こんにちは。

    渋いカメラですね。私はカメラについて詳しくないので何とも言えませんが、アナログ感が良いですね。レンズがキラキラして大切に使っているんだな。と感じます。因みにこのカメラをどのカメラで撮ったのか見てみたいです。それを続けると・・・先生のカメラ全てブログに載せなくては・・・って感じになりますね。

    そう言えば私の亡き父が愛用していたカメラが実家にあります。確か40年以上前のカメラで、ペンタックスと表記されています。
    今度実家に帰った時に見てみたいと思います。思い出させてくれてありがとうございました!!

  6. 伝説の名玉ノクチルクスですか!
    薄いピントを使いこなすのは大変ですよね、さすがセンセイ、オトコマエ!

    なにやら Mモノクロームやら、X2やら
    センセイの物欲を刺激しそうな新製品が出るようですね。
    お小遣いのやりくりが、大変ですね!(笑)

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