さまざまな仕事がてんこ盛りで忙しく、
絵なんかで遊んでいる時間がありませんから
今回はパソコンでピュンピュンやっつけました。

ドーベルマンは十五分、背景は五分で描き上げ、
それらを三分で合成しました。

短時間で仕上げればいいってもんじゃありませんが
ノロい人にぶきっちょが多いのは確かです。

こういった手先作業のお遊びは
日々行う手術の技術にも反映されるはずです。

作業スピードやバランス感覚、そしてセンスは
いくら耳年増になったところで
決して得られないからです。

などと言いつつ
次のお遊びを正当化するための屁理屈を
探している自分がいます。

生業に忠実で生真面目な私とは正反対の
もう一人のその人は常に
子猿のような好奇心満々の瞳を輝かせ、
子犬のように走り回る機会を窺っている様子です。

（注）
「ドーベルマン」の綴りは
「ＤＯＢＥＲＭＡＮ」ではなく
イラスト中にあるように
「ＤＯＢＥＲＭＡＮＮ」が正解です。