野村潤一郎 オフィシャルブログ

ディクソニア



 


古代植物のディクソニアが二年目にして
Vセンターに馴染んでくれた様子です。

ぶっとい幹のてっぺんから
デリケートな新緑がさわさわと生えてきて
初夏の夕風にそよいでいます。

焼き物の鉢が
意外と似合っていますね。

太古の世界を彷彿とさせる力強さと美しさ。
生命感と存在感、そして不気味さ。

可憐な風蘭の花も好きですが
こういうのもなかなかグッときちゃいます。

元気なデクソニアの素敵さにしびれた私は
さらに三本のお友達を注文いたしました。

本日到着したのは
ノッポ君とチビちゃんの二人でした。

彼らは遙か彼方のタスマニアから
こんな丸太の状態でやってくるわけです。

根っこは無いしどろまみれ
しかも頭は薄くパヤパヤのハゲハゲです。
けっこうヨレンヨレンですね。

とてもかわいそうな有様ですが
長旅の後ですからしかたがありません。

今回は病院の植え込みに
路地植えすることになりました。

準備が整うまでの間、こんなふうに
壁に寄りかかった状態で待っていてもらいます。

お水をあげたら10リットル以上
吸い込んでしまいました。
のどが渇いていたんですね。

来月の今頃は地面にスックと立ち、
フサフサになっている予定ですので
ご期待くださいませ。