お仕事の話(第三夜)

 

 

 

 

今日もまた
充実した一日を過ごした。
満足だ。

写真①
歳をとってもなお胸筋は分厚く
上腕二頭筋も腹筋もバキバキに発達している。
肉体の状況は男の人生の証明である。
肥満に無縁のこの肉体を手に入れる方法は
スポーツではなく日々行う真摯な勤務態度である。

写真②
毎日の過酷なオペで金属疲労し
破損した手術器具の一部。
普通なら一生モノなのだが。

写真③
一見似ているが
これは会陰ヘルニアではない。
違いがわかるかな?

写真④
血管が多くデリケートな場所なので
注意深く最小限の侵襲性で“腫瘍の塊”を分離。
出血がほとんど無いことに注目。

写真⑤
もちろん神経も直腸も傷つけていない。
大きな手術ではあるが
もちろん今回も即日退院だ。
犬や猫はなるべく入院させない主義。
身体同様、彼らの心もまた傷つきやすいからだ。
私の病院のように快適でデラックスな
入院環境であったとしても、である。

☆☆つづく☆☆

「お仕事の話(第三夜)」への10件のフィードバック

  1. センセ、お疲れがMAX切りそうデスカ?

    お疲れのセンセは 何故だか写真には『ムン・ムンッッッ』に写りますね。

  2. 野村獣医さんは病院というより美容院と言う感じですね、患者さんがみんなきれいになって帰っていくようでなんかそんなふうに思いました。

  3. 大きな腫瘍の塊ですね。
    この子もずっと辛かったでしょうに。
    これを出血がほとんどなく分離というのがびっくりです。手術は経験数がものをいうのだとつくづく思います。
    キレイに治ってよかったです。

    先生の写真は、なんだか昔の西洋絵画の肖像画のように見えますよ。

  4. 写真②ですが、、
    お写真からも、先生の手術に対する姿勢が
    伝わってきました。
    金属って、折れたり破損したりするところって
    ほとんど見たことがないと思うのです。
    先生のこだわりの手術道具なら
    なおさらしっかりしたものですよね~。
    それが金属疲労を起こすとは…
    先生、毎日の任務、本当に
    ありがとうございます!

  5. 頭いいし面白いしケンカ強いし兄貴にかなう相手はいません。これで名医だっていう事実もすごいけど
    すげー身体が天然なのもおどろきッス。

  6. わたしは切実に望みます。
    心身ともにこれでもかってくらい健全で男らしい
    野村潤一郎が日本を世直ししてくれたらいいのにと。
    それにしても男前です。。。先生。

  7. 第一夜から拝見させて頂きました。
    先生の動物に対するお気持ちがずしんと伝わってきました。
    先生の元へすぐに行ける場所に住んでいたらどんなにか心強いだろうか、と思います。
    残念ながら私の住まいは青森なのですが、うちのGRに何かあったときは、何とかして先生の病院を訪ねて聞きたいと思っています。

  8. さっき書き忘れましたが今朝の野村先生のテレビ見ました。かっこよかったです。何で歳をとらないのか母が不思議がってました。

  9.  TVタックルで先生のお姿を久しぶりに拝見し、こちらに辿り着きました。

     随分前から先生のことは存じ上げていたのですが、昨年、実家の愛犬が闘病中の際は、頭が混乱してしまって、先生の元へ行くという選択肢が全く思いもつかなかったのですが、ブログを読ませて頂いて、後悔しきりです。

     愛犬はミニチュアダックスで、歯石除去の全身麻酔後に具合が悪くなり、結局、何が原因なのかもわからずじまいで、安楽死で天に召されてしまいました。
    (毎年、全身麻酔するのは、如何なものかと案じてはいたのですが)
     
     胸に腫瘍らしきものが見えるとか、腹水が溜まっているとか、診察されても、利尿剤を出されるのみで、最後は肺の腫瘍は完治できないと言われました。
    入院も10日ほどしましたが、良くなるどころか、
    痛み止めか何かわからない薬で朦朧としていて、
    退院した朝、自宅へ戻りましたが、息切れと嘔吐を繰り返し、再入院。
    その1時間後に呼ばれると、胸に注射をさしてみたら、こんなものが出たと、紫色をした、腫瘍が破裂したようなオリみたいなものが混じった液体を見せられて、安楽死を進められました。
     
     鼻から酸素吸入すれば元気だけれど、取ると呼吸困難になってしまい、長くはもたないと言われました。
    胸を触ると痛がっていましたし、苦渋の決断で安楽死を選びました。

     何故、なにが原因で愛犬が亡くなったのか?
    それだけでも教えて欲しかったです。
    幸せに暮らした11年は心の中に永遠に存在していますし、いかなる理由であれ、かかりつけ医だった医師を訴えたり、恨んだりするつもりもないと申し上げたのですが。

     聞いたのは一つだけ。
    歯石除去後、麻酔がきれなくて、麻酔から冷める点滴をした。
    その後、具合が悪くなったのは確かですと。
     ただし、もともと肺に悪性腫瘍があり、急激に悪化したかもしれない。
    もし、不安なら他の医師に診せてもらっても構いません…

     でも、本当にガンなのかどうか。
    血液検査したのは、安楽死をする数時間前でした。
    その結果がどうだったのか、知らされることはありませんでした。
    とても綺麗なお花が翌日、届きましたけれど。

    先生なら、こういう犬の症状の時、どう対応されますか?
    もし肺のガンだとしても、執刀されていましたか?(ちなみに11歳でした)

    P.S.
    我が家は昨年末から子犬を迎えました。
    少しでも楽しい時間を一緒に過ごせるように、
    食事のこと、躾のこと、
    楽しみながら家族で可愛がっています。
    いつも心には前の愛犬がいます。

  10. きのぴこさん、突然でごめんなさいね。

    沢山、後悔してください。
    先生を、『今』頼るのじゃなく、これからは先生に診てもらう覚悟を決めてください。

    先生の凄さは、動物をたすけようとするだけじゃない、豊かな心や、意思、強靭な精神、メスを持つ強くて優しい手、そして何よりも痛い思いをしている動物達の回復力を信じて最高で極上の答えを出してくれる事です。

    だめなら何がだめか先生なら答えてくれるでしょう。
    でも、居ない子を助ける事はむりでしょう。
    後悔沢山してください。
    そして立ち直ったら亡くなった子の為に!
    とても、冷たいと思うかもしれませんが、これからは、自分なりに
    最高の獣医を、迎えた子の為に今から決めてあげて欲しいと心から思います。

    先生の凄さは、TVじゃ理解されないけど、知る物が伝える事をしていかなければと思います。

    ぴのこさんの様に悲しむ人が沢山沢山減るように。
      失礼しましたm(__)m

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