こんころり～ん、と丸くなって
こちらを窺っているのは
昨晩Ｖセンターに到着したばかりの
ロイヤルパイソンの子供です。

アメリカで人工繁殖した
アルバイノタイプの男の子なんですよ。

この種は緊張すると
からだを玉のようにして身を守ろうとするので
ボールニシキヘビとも呼ばれます。

つぶらな瞳が
とても可愛いですね。

上唇に沿って開いている穴は
ピット孔です。
これは獲物の赤外線を関知して
“発熱体の存在と距離を正確に知る”
ための器官です。

写真には写っていませんが
肛門の左右には“蛇足”があります。
退化した脚の痕跡で
小さな一本爪のようになっているんですよ。
蛇に後ろ脚があるなんて何だか不思議ですね。

“玉太郎”と命名いたしました。
何卒宜しくお願いいたします。