犬の手の腫瘍

老犬の“手にできた腫瘍”です。
この状態で初めて御来院しました。

飼い主さんは
“腕を切断しないで治せる獣医”を
探し回っていたらしいのですが
最後の最後に私の病院に到着です…。

★写真説明

写真①
実にひどい状態です。
普通は腕の切断になると思います。
周囲の組織を全て巻き込んだ
腫瘍の末期です。

写真②
靭帯や神経や血管を
剥がしたり、切ったり、繋いだり、して
全ての腫瘍を取り除き手を作り直しました。

手の甲の一部は
お得意の“傷が見えない仕上げ”をしていません。

また、その場所の皮膚を縫うナイロン糸が
太くて間隔が開いているのはわざとです。

そこは常にテンションがかかる場所であり、
豊富な血液循環の確保が必要だからです。

で、抜糸後の予後ですが…

キレイに完治しました。
毛が生えて傷口も見えなくなり、
今はもう普通の手です。

よかったですね!

飼い主さんは
野村獣医科Vセンターを
普段のかかりつけにしてくださると
約束してくださいました。

次の混合ワクチンとフィラリア予防、
是非、私の病院でやってくださいね!
お待ちいたしております。