大晦日の秘密基地

野村獣医科Vセンターの
五番目の関連施設「5」の一階です。

ここには私のスーパーカーたちが
整備を受けるスペースがあります。

今回ピットインしているのは
朱雀号と青龍号ですね。

いつも獰猛な猛獣たちですが特に青龍号は
猛牛がトレードマークのランボルギーニゆえ
「来年は自分の年だ!」とばかりに
前足で地面を蹴りながら鼻息が荒い様子です。

何かと暗い時代の大晦日、
たまたま赤青黄の明るい三色にて
今年最後のご挨拶でございました。

では皆様、
楽しき年越しの夜をお過ごしくださいませ。

野村潤一郎

フェレットの副腎腫瘍・摘出術

最近、今回の記事と同様の症例の患者さんが
非常に多く御来院しています。

皆様、フェレットの副腎腫瘍は
巨大化するまで放置しなでくださいませ。

注射や飲み薬で身体を騙す方法もありますが
それは姑息的療法ですので完治はしません。
虫歯を削らずに治すことができないのと一緒ですね。

“自分にとって都合のよい方法”を
無理やりにでも信じたいのはよく解ります。
でもそれは本当の愛と言えるのでしょうか。

手遅れになってからオペをご希望された場合、
私でもちょっとキツいことがあるのです。

「野村獣医科Vセンターは最後の手段!」
なんて言っていないで普段から診せてくださいね。

何かとお忙しいところ
大変に申し訳ないのですが何卒お願いいたします。

七歳未満のフェレットならば
まだまだ寿命がありますから
外科的手段を考慮してもよろしいかと思います。
そもそも腫瘍は年寄りの病気なんです。

また、獣医師の皆様も
この手の問題に行き詰った場合
ご遠慮なく御依頼くださいませ。
ここ数年、そういう先生方も増えてきています。
野村獣医科Vセンターは様々な条件に恵まれており
精神的に清潔な立場に御座います故
決して貴院の名誉を汚すことはありません。

★写真説明

写真①
指差したところ全部が腫瘍化した副腎です。
かなり巨大ですね。
本来は2ミリくらいです。

写真②
大きすぎる副腎腫瘍は視野を遮るため
最後に出現する大血管の縫合の際には
このように吊り下げて行います。
苦肉の策ですが実戦・野村流の一つです。

写真③
小さな身体から完全摘出した巨大な副腎腫瘍。
キレイに取れてますね!

(注)
この写真は過去の記事に一度使用したものです。