野村潤一郎 オフィシャルブログ

フラッシャー付き自転車!

さあ、皆さんお待ちかね、
“本業とは全く無関係の記事”ですよ!(笑)

これは1970年製のゼブラケンコー自転車、
その名も“ジップ・シグマ”と申します。

八年前に“デッドストックの新車”で
手に入れました。

納車時はフラッシャーの
トランジスター回路が不良でしたが、
きっとそれが原因で売り物にならず、
長い年月を倉庫で眠ることになったのでしょう。

もちろん、入手後すぐに
お得意の“手術”で復活させました。

当時の自転車は材質が悪く、
屋外に放置すればたちまち腐食してしまいますから
一般家庭における現存数は絶望的ですね。

これほどまでに完璧な個体は
世界に三~四台くらいしか存在しないでしょう。

「恐竜が生き残っていた!」
くらいの奇跡だと思います。

当時は“この手”の自転車が大ブームになり
各社が競って過剰装備車両をつくったんですよ。

宮田の「サリージャンボテクニカ」
富士の「ジェットファイヤー5」
ナショナルの「エレクトロボーイZ」
セキネの「VX-GTO」
ブリジストンの「コンコルド」
などが有名ですね。

俗に言う「スーパーカーライト付き自転車」は
この世代よりもずっと後になります。

現在、四十台半ばの男性ならば
涙がチョチョギレるくらいの
大感動間違い無しの動画だと思います。

(注)
電子音がけたたましいので
“サイレント動画”にしてあります。