とかなんとか言いつつ…

夕暮れ時の“青龍号”です。

この佇まいからしても
周囲に溶け込むとか馴染むとか
そういう考えは
彼には皆無の様子ですね。

そもそもエコがトレンドのこの時代、
6200ccの12気筒エンジンを背中にしょって
330km/hだなんてどうかしています。

でもキッツい人生を過ごしてきた私は
並大抵のことでは
満足できなくなってしまいました。

“陰のストレス”に見合った
“陽のワクワク”が必要なのです。

だから移動手段であるクルマに対しても
“最低でもこのくらいの刺激”がないと
あくびが出てしまいます。

燃えるようなスピリットをもつ
彼等スーパーカーという魔物たちが
当たり前の日常になってしまった自分は
ある意味ジャンキーなのかもしれません。

困りましたね(笑)

あまり可愛くないケダモノ…。

この写真を使うのはこれで二度目ですね。
すいません、ちょっとふざけただけです…。

突然ですが私は清貧を装うのがキライです。
見ていて実にみっともないからです。

そもそも本当に清く正しかったら
貧しくなるわけないでしょ。
真面目な仕事には必ず正当な利益が生まれます。

もしも清く正しいのに貧しかったとしたら
何か他に決定的な問題があることになります。

新病院には十六億円の設備投資をしました。
でも治療代は普通の小さい病院と大差ありません。

消費税も頂いていません。
皆さんの分は私が自腹で国に収めています。
だって医療は再生の行為であって
消費ではありません。
それに対して皆さんが税を払うなんて
変じゃないですか。

一本の注射には新品の針を二本使います。
ビンから薬を吸い込む際に針の先が傷みますから
そのままの針で注射したら動物が痛がります。
だからわざわざ新しいものに交換するんです。
(吸い込み専用&打つ専用)

言わなければ誰も気が付いてくれない
“商売っ気抜き”や“無料”が
私の病院には数え切れないほど存在します。

なぜこんなことができるかといえば
私が人間としての当たり前の権利や
普通の生活を沢山捨てたからです。

経費を惜しみなく使い、サービスを向上させたら
薄利、赤字、経営効率の悪化は必至ですが
そんなものド根性の労働力で埋めればいいんです。
「額に汗を心に華を」の心意気です。

そうすれば仕事の上で
ケチくさいことをしなくてもすむんです。
皆さんをみじめったらしい気持ちに
させたくありません。
プロ意識と覚悟があれば簡単なことですね。

いやしくも「医」の付く商売をしているのなら
利益ばかりを追求するのではなく
職人としての確固たるプライドを
持たないといけません。

「僕は清く正しく貧しいんだよ~」と言いながら
老後のための貯金をタップリ貯め込み、
温泉入って酒を呑んでいる一見善人のデブ。

「俺は金があるから設備投資で還元するぜ!」と
憎まれ口を叩きながら重労働と猛勉強の後に
一日一食の納豆めしを食っている男。

どちらの生き方を選ぶかは
その精神中の“正義の含有量”によって
大きく異なることになるのでしょう。

さて、今日もスーパーカーに乗って
仕事場に行きます。

可愛い動物たちや動物に携わる人たちが
世間一般の人たちからコケにされないためにも
常にカッコよくキメていないといけないからです。

とても可愛い子猫たち

生まれたばかりで捨てられているのを
発見したので拾いました。

死にかけのヨレヨレでしたが、
二十四時間の看護体制で治療して
元気になったんですよ。

これは保護して二週間目の写真です。
現在はもっと大きく成長しています。

全部で五匹いましたが四匹が里親決定です。
残りの一匹は障害児なので引き取り手がありません
仕方がないので私の子にします。

と、美談はここまでにして、
ここから先、捨てた人間に対して
野村節をブチかます!

いや…。
やっぱりやめときましょう(笑)

だって動物を大切にしない人間は
一生バカの壁の向こうにいますから
百万時間説教しても時間の無駄。

それにしても子猫たち、
本当にめんこいですねー!
赤ちゃんの可愛いニオイがしますよ~。

小さいお口を大きくたてに開けて
一生懸命に「みーっ!みーっ!」て泣くのが
生まれて間もない子猫たちの唯一の武器です。

そのとき、お腹に力が入るから
肛門がぴょこたん、ぴょこたんと
出っ張ったりしますね。

あまりにも可愛いから
ぺろぺろ舐めたくなっちゃいますよねー!

ちょっとキミたち反則!
可愛すぎ~!