いままで、手術でしか治療法がなかった病気、完治は不可能と言われていた病気にさまざまな効果があることが実証されています。
再生医療には「幹細胞療法」「免疫細胞療法」「樹状細胞療法」などがあります。
どんな病気の治療に使われているの?
がんに対する再生医療
[ 従来のがん3大療法 ]
✚選択肢の追加
[ がんの3大療法に加わる選択肢 ]
がんの3大療法に加わる選択肢として免疫細胞治療があります。
攻撃性の高いリンパ球を増やして体内に戻す活性化リンパ球療法です。
これはがんの再発と転移を予防したり、延命を図ることを目的として行われます。
免疫細胞治療とは?
動物には病気や怪我に対して自分で治そうとする「免疫」という生体防衛機構が備わっています。体内にできたがん細胞や体の中に侵入した細菌やウイルスを攻撃して死滅させるのは白血球のリンパ球です。
免疫細胞療法は、このような生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、免疫の
力を強めたりすることで、がんの再発や転移予防や進行を抑える治療です。
がんの治療には、外科手術・化学療法・放射線療法の三大療法がこれまで主流を占めてきました。これに継ぐ第4の療法として、またがん治療特有の苦痛を伴わない普通の生活を送れるようなQOL(Quality of Life)を高める治療法として、がん免疫療法は、世界中で研究され、臨床的な効果が得られる治療法になりました。
さらにがんの細胞の情報を集めリンパ球に教えたりする指揮官的存在である樹状細胞の
働きを利用する樹状細胞療法があります。
がんを攻撃する兵隊役のTリンパ球に対して樹状細胞はがんをやっつけろと指令を下すため、抗がん効果が発揮されます。
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